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Metin Kutusu: トルコとガス管建設合意  ロ首相、EUに対抗

 【カイロ共同】ロシアのプーチン首相は6日、トルコの首都アンカラでエルドアン首相と会談し、カスピ海の天然ガスをトルコ領の黒海海底経由で欧州に送るパイプライン「サウスストリーム」の建設で原則合意、文書に署名した。カスピ海のガスをめぐっては、ロシアを迂回(うかい)して欧州に送る「ナブッコ」計画を欧州連合(EU)が推進しており、これに対抗した。
 両首相は、トルコ初の原子力発電所建設にロシア原子力企業が協力することや、ロシア産原油をトルコの地中海沿岸ジェイハンに輸送するパイプラインの建設計画に関連した文書にも署名する見通しだ。
 ナブッコ計画をめぐっては、トルコやルーマニア、ブルガリアなど5カ国の首脳らが7月、アンカラで輸送管通過協定に署名した。トルコはロシアとEU両にらみの対応を取ることで、地域における存在感を高める狙いがあるとみられる。
 ロシアは、天然ガス供給や北大西洋条約機構(NATO)・EU加盟をめぐり隣国ウクライナと対立を深めている。トルコ側の了解が得られなければ、ウクライナ経由でのパイプラインルートを選択せざるを得ない状況に追い込まれていたが、かろうじて合意を取りつけた。