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Metin Kutusu: トルコで日本調査隊発掘品展示へ  カマンに博物館完成

 【カイロ21日共同】紀元前1400-同1200年ごろ、現トルコ領とほぼ同じ地域に栄えたヒッタイト帝国の滅亡後の時代に光を当てた日本調査隊の発掘成果を展示する博物館が、日本の資金協力でトルコに完成、このほどトルコ政府に引き渡された。両国の古代史研究の拠点として期待されている。
 博物館は、トルコ中部カマンのカマン・カレホユック遺跡に隣接する場所に、日本政府の文化無償資金協力、4億3600万円を投じて建設された。遺跡自体をかたどった、日本の円形の古墳にそっくりの形状。今後、出土品を搬入し、2010年7月の一般公開を目指す。
 8日に行われた引き渡し式典には、トルコ側からギュナイ文化観光相、日本側から田中信明駐トルコ大使、1985年から約四半世紀続く発掘を指揮してきたアナトリア考古学研究所の大村幸弘所長が参加した。
 アジアと欧州を結ぶ要衝に当たる遺跡からは、紀元前1200-同900年ごろで史料の少なさから謎が多いとされる「暗黒時代」のアナトリア(現在のトルコの大部分)で、地中海から伝わってきた文化が栄えたことを示す彩文土器などが出土。