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Metin Kutusu: イスラム諸国と新関係構築  米大統領、トルコで演説

 【アンカラ6日共同】トルコ入りしたオバマ米大統領は6日、首都アンカラのトルコ議会で米・イスラム関係に関する包括的な演説を行い「米国はイスラムと戦争しているわけではない」と明言、イラクに侵攻したブッシュ前政権下で悪化したイスラム諸国との新たな関係構築を宣言した。
 大統領は演説に先立つギュル大統領との会談後の共同記者会見でも、両国はキリスト教とイスラム教の「新たな協力のモデル」をつくることができると述べ、文明間対話に意欲を表明。両首脳はアフガニスタンとイラクの安定化に向けた協力強化も確認した。
 ブッシュ前大統領は昨年5月にイスラエル国会で演説し、大量のパレスチナ難民を生んだイスラエル建国を「選ばれた民の祖国回復」と述べ、アラブ諸国の反発を招いたが、イスラム教徒の父親を持つオバマ大統領は対照的な演説で、イスラム圏との和解を狙った。
 トルコを「欧州歴訪の最後の訪問地」と位置付けるオバマ大統領は演説で「トルコは欧州の重要な一部」とも明言。トルコの「悲願」である欧州連合(EU)加盟を重ねて支持した。
 大統領は「互いの利益と尊敬に基づくイランとの対話」を追求する意向を確認。イスラエルとパレスチナの「二国家共存」構想を支持した。