トルコニュース
アナトリアで日本の調査隊
紀元前の「暗黒時代」に光
【カイロ日共同】トルコ中部でほぼ四半世紀にわたり地道な発掘を続けている日本調査隊の研究が、アナトリアに栄えたヒッタイト帝国(紀元前一八〇〇―同一二〇〇年)滅亡後の「暗黒時代」の遺跡から、当時の文化を解明しつつある。古代ギリシャ・ミケーネ文明にみられる文様の土器も確認されており、謎の多い時代の闇に光が差し始めている。 調査を進めているのは中近東文化センター(東京都三鷹市)の付属機関としてトルコ中部チャウルカン村に置かれるアナトリア考古学研究所のチーム。研究所からほど近いカマン・カレホユック遺跡では、研究所設立前の一九八五年から発掘調査に携わってきた松村公仁(まつむら・きみひと)さんが気温●度近い猛暑の中で発掘の指揮を執る。